2011年03月16日

原発の問題

久しぶりの更新がまさか、こんな記事になるとは思ってもいなかなった。


私がメディアから情報を受け取るときに気をつけること。

それは、事実であるが真実とは限らない。ってこと。


mixiで見つけたある日記。

これは決してニュースに取り上げられることはないだろう。


しかし、この日記を読んだ人々からのコメントが後を絶たない。


同じ内容の日記を二度三度書いても、コメント数の上限はすぐに超える。


こんな日記は、はじめて見た。


しかし、筆不精に陥っていた私でさえ紹介せずにはいられない。


彼女のハンドルネームがまたいい。


ポートガス・D・はるか

彼女の日記をどうぞ、読んでみて下さい。







前日記と同じ内容です。
今、私に
私たちに出来ることを。

広がれ
彼らは今も戦っています。



いつか落ち着いたら
電力社員の方に全てのイイネとコメントを印刷して託したいと思います。



■原発で爆発…情報二転三転、対処に戸惑う住民
(読売新聞 - 03月13日 03:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1533317&media_id=20


http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1533630&media_id=4






あたしは1Fにいた。
電力社員の人たちを見ていた



早く逃げたい
家族に会いたい



衝動を押し殺してみんな作業に当たっていた






厚生班
医療班
情報班
総務班
消防班

など、各班を作ってみんなやるべきことを全うしてたよ。






現場から計測器を持ち出して逃げたため、一晩中事務本館周辺には警報音が鳴り響いていた








普通さ、いくら東京電力社員だろうと

あんな大地震がおきて
放射能レベルが上昇してしまったら



あたしなら仕事なんて投げ出してしまう

家族を探しに行ってしまうよ。







電力社員はしっかりあたしたちを守ってくれようとしました。





何を言っても言い訳にしか聞こえないけど、

原子力発電所は災害対策はしっかりやっていました。

つい先日、事務本館にて避難訓練を行ったばかりでした





1号機は若干老朽化していました。

なぜ老朽化がわかっていながら、その対策に乗らなかったのか。理由はたくさんあります。



どんなにKY活動を行っていても、天災は様々な種類を持っています。

地震だけでもね










地域住民の怒りの声と言うけど、電力社員の方には本当に感謝しています。




発電所のおかげで日々の安定した生活を送れた。

発電所のおかげで田舎にも仕事がたくさん増えた。

あたしたちを救ってくれた。







お願いします。

彼らを責めないでください。



いろんな意見があるけど、あたしは彼らをずっと見ていました。


みんな必死で、みんな全力でした。





どうか彼らを責めないでください。

そして彼らを救ってください。








追記




皆さん本当にありがとうございます。

少しでも、一人でも多くの方に彼らの事を伝えたい。

電力社員だけでなく、協力企業の方も我が身を削って福島を、日本を守ろうとしてくれています。

彼らの努力を「人災」なんて言葉で片付けないでください。

記者会見を行っている幹部の責任でもありません。どうか、責任自殺なんてしないでください。



福島第一の吉田所長はとても素晴らしい方でした。

こまめに各グループを回り、社員としっかり会話をし、決していばるような方ではありません。







今この時も
あなたが眠っているあの時も

彼らは目に見えない敵と戦っています。
でもその敵は、皆さんの生活を救ってきたモノでもあることをどうか忘れないで下さい。


今後復旧するのに、
地域住民から原子力発電所の立地は大反対になるでしょう。




あたしは賛成します。

今までずっと助けてくれたから。










皆さん、引き続き広めてください。

URLを貼っても構いません。
お願いします。






東京レコードマネジメント株式会社
福島第一原子力図書管理グループ


柴 遥香







mixiのアカウントを持ってる方は、こちらから彼女のページへ行けます。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1689828402&owner_id=15437816






Posted by tasa at 00:19│Comments(6)
この記事へのコメント
震災被害の裏では必死に復旧活動に頑張ってる方々がいるんだよね。
しかし原発事故は怖い・・・
放射能汚染が目の前なのに。。
爆発する恐れがあるのに。。

すごいよね。
ホントにありがたい!頑張って欲しいですね。

そんな中での菅首相の発言は言いすぎ。
Posted by sonan at 2011年03月16日 01:25
ぜひ、私のブログでも紹介させてください。

報道は、もっと真実に目を向けるべきだと思います。
そこにある事象に、どんな意味があるのか、影響があるのか、
責任があると思うのです。

こういうときだからこそ、多くの力を同じ方向に、前へ。

いいお話をありがとうございます。
Posted by ゆう,ゆう, at 2011年03月16日 02:01
新聞で メンテナンスにあたっている会社の社長さんは県出身の方との事

啼きながら 家族と引き離すように 3人のベテランを 現場に
戻した事 載っていましたね。

今 みんなそれぞれ 自分の出来ることやっているんだね。
さぁ~ 私達は何をする?とりあえず あれだね。
あれを なんらかの形に持っていきたいですね。
Posted by BookishBookish at 2011年03月16日 16:36
>sonan さん

さっそくの訪問ありがとうございます!

原発事故、ほんとに怖いですね。

最初報道があった時は どーせ2日くらいで
「ちょっと危険だったけど、もう大丈夫よ」
ってなことになるだろうと高をくくっていたけれど、
どんどん状況は悪化する一方・・・。

友人の実家が被災して、原発の近くで避難所生活してるので
他人だけど、他人事ではありません><
Posted by tasa at 2011年03月17日 18:23
> ゆう, さん

通りすがりでしょうか?
知人以外の方にみてもらえて、コメントまでいただけてありがたいです!

今となっては 続々と東電社員や関連会社の身を挺した姿も
取り上げられるようになりましたね。

良ければ、ゆうさんのブログでもぜひご紹介ください。
Posted by tasa at 2011年03月17日 18:27
>Bookish@asukaさん

 >新聞で メンテナンスにあたっている会社の社長さんは県出身の方との事

そうだったんですね、知りませんでした。

トップに立つ人もつらい。
自分だけじゃなく、大事な社員を危険にさらさないといけないのだから。

このタイミングでブクブクのメンバーと関われたのも何かの縁。
一人じゃ何も出来ないけど、仲間がいるというのは力になる。

繋げてくれたasukaさんに感謝です!
Posted by tasa at 2011年03月17日 18:36
 
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